子供部屋を増設

子供が大きくなってくると、勉強部屋とともに、プライベートなスペースを欲しがるようになるのが普通でしょう。もともと家を建てるときには兄弟一緒の部屋にしてあっても、子供の成長とともに別の部屋を増築する必要がでてくるときは、どうしたらいいでしょうか。

当然、子供は孤立したスペースを欲しがりますが、親としては顔も見ないで自室に籠る子供はなにかと心配なものです。しかし、リビングの延長に子供部屋を増設することによって、リビングを通らないと子供部屋に行けないようにすれば、嫌でも顔を合わすことになり、子供の変化を見逃すことはありません。

また、もし子供の勉強部屋を新しく設置するときは、南向きだと子供が落ち着かず、勉強に集中できない可能性があるとも言われています。ですから子供に善かれと思って南向きにするのはむしろ不正解で、朝日が入る東向きか北向きが落ち着いていいということです。

また防寒性も考え、冬の間は暖房機器や床暖房などが利用できるようにすれば、より快適に、そして勉強もはかどるのではないでしょうか。また、防音などもできればより理想的な部屋になります。子供部屋もそのスペースだけを確保すればいいのではなく、様々な点で考慮する必要があるということですね。兄弟が同室の場合は、部屋を仕切ってプライベートスペースをつくってあげるなどの考慮も必要となってきます。住まいの仕切りくらいでしたら、ホームセンターやインテリアコーナーなどで簡単に手に入り、自分で工事をして簡単にリフォームをすることができます。