住まいのリフォーム、ローンは組める?

住まいを増改築するときにも、ローンを組むことができます。多くの銀行で扱っていますから相談してみましょう。殆どは500万円まで無担保で借りられますが、金利がやや高めに設定されることがあります。住宅ローンよりも書類手続きが簡単なので、おすすめです。

また、民間ではなく公庫の融資を利用すれば工事費用の80パーセントまで、最大1200万円まで借りられるということです。これは固定金利ですので、比較的安心して借りることができます。

これらが利用できるかどうかは、返済能力が鍵になってきます。またリフォームローンの返済期間が10年以上になる場合にはローン減税を受けることができます。他にも減税処置や助成金が出るリフォームがあります。バリアフリーリフォーム、省エネリフォーム、耐震補強などは各自治体に問い合わせてみましょう。それに該当する場合は、すこしでも費用を浮かせたり、減税に繋げたいものですよね。

また、住まいを新築、購入、増改築する費用を親、直系尊属からの贈与金で賄う場合には、省エネ住宅は1500万円まで、それ以外は1000万までは贈与税がかからないという制度もあります。もし若い世代で家のリフォームや建て替えを検討している場合は、この贈与税なしの時期に親世代から贈与を受けるとよいでしょう。これらは一時的な措置に過ぎないので、できれば早めの行動が鍵になります。リフォームでも様々なローン、税金対策ができることがわかりました。費用のことは最も悩むところですから慎重に、そして計画的にプランを考えましょう。