リフォームするときに、お手軽なリフォーム専門業者にお任せしてもいいのですが、もし住宅の内装もすべてリフォームしたいとお考えのとき、また耐震や耐久性も考え、トータルリフォームを考える際には、専門の建築家にお願いして、理想の住まいを追求するデザインリフォームにすることができます。当然、オーダーメイドでその人や生活スタイルにあった住宅にできる分、多少費用は嵩みますが、せっかくのリフォームですから、あなたの意見を反映した住まいにしたいものです。
建築家がしっかり設計し直すことによって、地震や台風などに強い家、必要壁量を満たした住まいにする他、必要な補強や、間取りなども大きく変えるスケルトンリフォームなども可能になります。中古マンションだけではなく、中古の一戸建てでも、間取りから変えることができるのは魅力です。
デザインリフォームをするときはリフォーム代のほかに、特別な設計料が必要になります。それはだいたい全工費の10パーセントくらいになり、その分割高な気がしますが、どんなリフォームでもある程度の設計料は発生し、それが工費のなかに含まれているに過ぎません。リフォームはより快適な住まいスペースをつくるのが目的ですから、建築士やインテリアコーディネーターなどのプロに相談したほうがむしろ好都合です。あなたの住まいスペースはあなただけのものですから、その分しっかりと専門家の知恵をかりて、インテリア、エクステリアも充実した住まいにしましょう。