外壁のサイディング

外壁のサイディングとは、外壁に張る板状になった外壁材のことです。このように外壁を2重にすることによって、耐久性や建物の持ちをアップすることができます。サイディングの材質としては、窯業系、金属系、木質系、樹脂系などがあり、材質とデザイン、色なども多様な選択肢があります。材質にかかわらず、タイル調の仕上がり、レンガ調の仕上がり、木目調の仕上がりなど多種あり、好みで選ぶことができます。

工事の工程としては、足場をつくり、下地を加工し、約物を取り付けたら、本体を取り付け、コーキングという仕上げ作業をします。そして足場を解体して、最終チェックをして終了ですが、だいたい3週間以上かかる工事になります。サイディング材は、断熱性、遮熱性があり、夏は涼しく、冬は暖かいです。メンテナンスも簡単で、サビやカビ、汚れも自分で簡単に洗い流せます。重ね張り工法なので、地震の際も軽く、そして建物の耐震性を高めます。

現在のサイディングでは、ガルバニウム鋼板が人気ですが、窯業よりは価格は高めになるようです。部材や施工費が多くなります、しかし見た目や強度を考えて、このガルバニウム鋼板を好む人が増えています。屋根や外壁との調和を考えて、素材の統一、そして板金屋さんに水切りや雨樋などの工事も一緒に頼めば、おそらく工費も多少はカットできるでしょう。ただ、外壁専門店と、板金屋さんとは多少扱っているガルバニウム鋼板が異なっていたり、外壁のサイディング、コーキングについて、板金屋さんと外壁専門店とはやり方が違う場合もあり、良く施工業者と話あっておいたほうがいいでしょう。屋根と外壁、水切り、雨樋をすべて同じ工務店で仕上げることができるか、それとも別の業者さんに入ってもらうかで、また全体の金額が違って来るでしょう。