階段をより使いやすく

古い日本家屋などでありがちですが、階段がかなり急な角度に設置されていて、足下に気をつけないとつまづいてしまう階段が結構あります。もし健常者や若い人だけが利用するなら、ちょっと気をつけるだけですむかもしれませんが、怪我や転落の原因にならないとも限りません。高齢者や体の不自由な人は当然利用にも制限があるし、子供や高齢者には、家族も心配で使って欲しくはありませんよね。

リフォームの際に、それらの角度の急な階段を修正したり、また設置場所によっては手すりをつけたり、螺旋の階段にする事が可能です。木やコルクなどの階段用資材で、転んでも衝撃が少なくできます。レイヤー方式でリフォームできる案件も増えています。

階段の滑り止め、もしくは手すり設置などもできますしもしどうしても心配な場合は、家庭用のエレベータの設置を考えてみましょう。最終的に歩けなくなって寝たきりになったとしても、部屋の移動が自由にできるというのは非常に魅力的ではないでしょうか。

確かに費用は嵩みますが数十年後を見据えたリフォームの案として考えてみてください。もし2世帯、3世帯住宅として考えているのなら、これから介護などの問題もでてきます。それならば最初から備えをしておいたほうがいいに違いありません。デザイン、そして機能的にも優れた商品がいまは沢山あるので、バリアフリーのアイディアも盛りだくさんです。皆が使い勝手のよい家にすることが、一番のポイントではないでしょうか。