気になるカバー工法で屋根を強く

もし、屋根を葺き替えるほど下地が傷んでいないけれども、屋根の表面がかなり傷んでいるときには、二重構造、つまりカバー工法で屋根を補修するといいでしょう。これも屋根の汚れを落してから防水加工をして、新しい屋根材で重ねる方法です。大がかりな工事が不要になるので、その分、費用を抑えることができます。

だいたいのカバー工法の費用は50から100平方メートルの住宅で100万円位から150万円くらいでしょうか。それでも家の断熱性はずっとアップしますし、頻繁な屋根の塗り替えなども以後考えなくてよく、非常に効率の良い方法です。もし屋根の下地まで傷んでいるのではなかったら、この工法もかなりおすすめです。また、屋根の葺き替えに関する廃材の処理代もかかりません。

ただし、このカバー工法は、日本瓦に関しては施工は難しいのです。屋根のリフォームで一番悩むのが、屋根の材質に関するものです。ここで、カバー工法で一時しのぎをするか、葺き替えをして最新の材質のものに変えてしまうかも検討材料の一つとなります。

屋根の材質については、屋根の形、そしてそれにマッチした瓦材、そして工法がありますので、判断に迷ったときには専門家アドバイスを参考にしてみてください。耐久性やコスト、そして家の構造などの点から、おすすめのリフォームを提案してくれる筈です。迷った時は、これから数十年のスパンで長持ち、メンテナンスの楽さ、そして安心して住めるかどうかで考えましょう。

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